FPSをプレイしていて、
「敵が見えてからエイムを合わせている」
「角から敵が出てくると反応が間に合わない」
「エイム練習をしているのに、実戦では撃ち負ける」
そんな経験はないでしょうか。
そこで意識したいのが「プリエイム」です。
私自身、VALORANTをプレイする中で、プロのプレイ動画を見たことをきっかけにプリエイムを意識するようになりました。
しかし、実際にやってみると、
「そもそも、どこにプリエイムすればいいの?」
という問題にぶつかりました。
特に難しいのが、壁や遮蔽物の向こう側にいる敵を想定することです。
壁の向こうの地形や幅まで完璧に覚えているわけではないため、敵が出てくる位置を予測してクロスヘアを置くのがなかなか難しい。
そこでこの記事では、プリエイムの基本から、初心者でも実践しやすい練習方法まで紹介します。
私もめちゃくちゃ苦手でした…
FPSのプリエイムとは?
プリエイムとは簡単に言えば、
敵がいる可能性の高い場所に、あらかじめ照準を合わせておくこと
です。
例えば、曲がり角の先から敵が出てくる可能性があるとします。
何も考えずに角を曲がって敵を発見してから、
敵を発見 → 照準を動かす → 敵に合わせる → 撃つ
という動きをすると、その分だけ撃ち始めるまでに時間がかかります。
一方で、敵がいそうな位置を予測してクロスヘアを合わせておけば、
敵が見える → 撃つ
という少ない動作で攻撃できます。
FPSでは一瞬の差で勝敗が決まることがあります。
そのため、エイムそのものを速くするだけでなく、「エイムを大きく動かさなくてもいい状況を作る」ことが重要です。
プリエイムとクロスヘアプレイスメントの違い
似た言葉として「クロスヘアプレイスメント」があります。
厳密な使われ方にはゲームやプレイヤーによる違いもありますが、初心者のうちは次のように考えると分かりやすいです。
クロスヘアプレイスメント
→ 普段から敵が出てきそうな高さ・位置にクロスヘアを置いておくこと。
プリエイム
→ 敵がいると予測した具体的な位置に、あらかじめ照準を合わせること。
例えばVALORANTなら、移動中もクロスヘアをヘッドライン付近に維持するのがクロスヘアプレイスメント。
そして角をピークするときに、
「この角の向こうに敵がいるなら、この辺り」
と予測して照準を合わせるのがプリエイムです。
この2つを組み合わせることで、敵を見つけた後のエイム修正を小さくできます。
プリエイムができると撃ち合いが楽になる
プリエイムの大きなメリットは、
自分の反応速度や純粋なエイム力への依存を減らせること
だと思っています。
敵を発見してから大きくマウスを動かす必要があると、どうしてもエイム力が要求されます。
しかし、最初から敵の近くにクロスヘアがあれば、必要なのは小さな修正だけです。
これは、以前の記事で紹介した、
「エイムを上達させるだけでなく、エイムが必要になる場面を減らす」
という考え方にもつながります。
エイムが上達しないと感じている方は、「FPSのエイムが上達しない人が見直したい5つのポイント」も参考にしてみてください。
どこにプリエイムすればいいのか分からない問題
ここが、私自身プリエイムを練習していて難しいと感じているところです。
「敵が出てきそうな場所にクロスヘアを置く」
と言葉にすると簡単です。
しかし実際には、
壁の向こう側が見えない。
当然ですよね。
壁の向こうにどれくらいスペースがあって、敵がどの位置に立つ可能性があるのか。
マップを完全に覚えていなければ、正確に予測するのは簡単ではありません。
私もVALORANTをプレイしていて、
「この角を曲がるとき、どこにクロスヘアを置けばいいんだ?」
となることがあります。
だからこそ、最初から完璧なプリエイムを目指す必要はないと思っています。
まずは「敵がよくいる場所」を覚える
マップ上のあらゆる場所を暗記するのは大変です。
そこで最初は、
敵がよくいる場所だけ覚える
ところから始めます。
例えば、
- よく守っている場所
- 箱の横
- 曲がり角
- サイト入口
- 高台
- 定番の待ちポジション
などです。
実際に試合をしていると、
「ここ、毎回誰かいるな」
という場所が少しずつ分かってきます。
まずはそういった場所にプリエイムできれば十分です。
壁ではなく「壁から出てくる敵」をイメージする
プリエイムをするとき、クロスヘアを壁ギリギリに置けばいいとは限りません。
敵が走って出てくるなら、壁から少し離れた位置にクロスヘアを置いたほうが合わせやすいこともあります。
逆に、ゆっくりピークしてくる敵を想定するなら、壁に近い位置が狙いやすいこともあります。
重要なのは、
「壁を見る」のではなく、「そこから敵がどう出てくるか」を考えること。
この感覚は実戦を重ねながら身につけていく必要があります。
初心者におすすめのプリエイム練習方法
私が実際にやっているのは、主に2つです。
① カスタムマップを歩く
まずおすすめなのが、敵のいない状態でマップを歩くことです。
VALORANTならカスタムゲームを使えます。
普段の試合では、
「敵が来るかもしれない」
「味方についていかないと」
などと考えるため、クロスヘアだけに集中するのは難しいです。
そこでカスタムでは、勝敗を一切気にせず、
「ここに敵がいたら、どこにクロスヘアを置くか?」
だけを考えながらマップを歩きます。
角を一つずつクリアしながら、
ここ
↓
次はここ
↓
次はここ
とクロスヘアを移動させていきます。
地味な練習ですが、マップ構造を覚える練習にもなります。
② プリエイム縛りでデスマッチをする
もう一つ私がやっているのが、
「プリエイムを意識する」というルールを決めてデスマッチをすること
です。
キル数や順位は気にしません。
敵をたくさん倒すことではなく、
敵が見える前にクロスヘアを準備できていたか
を重視します。
撃ち負けても、
「今のクロスヘアの位置は悪くなかった」
なら、一つの成功と考えます。
逆にキルできても、
「敵を見つけてから大きくフリックした」
のであれば、プリエイムの練習としては改善の余地があります。
結果ではなく、練習テーマができたかを見る。
これは限られた時間で練習する社会人にも向いている方法だと思います。
プリエイムは短時間でも練習できる
社会人FPSプレイヤーにとって、この練習方法の良いところは何時間も必要ないことです。
例えば、
5~10分:カスタムでマップを歩く
↓
10~20分:プリエイム縛りのデスマッチ
↓
その後:ランクや通常プレイ
くらいでも構いません。
毎日1時間プリエイムだけを練習する必要はありません。
むしろ、
ゲームをする日の最初の10分だけプリエイムを意識する
くらいから始めたほうが続けやすいと思います。
仕事終わりに使える時間が少ないからこそ、短時間で目的を決めて練習する。
これは「社会人FPS研究所 – SAKA」で今後も試していきたいテーマです。
まとめ|プリエイムは「敵を見る前」のエイム
プリエイムは、
敵がいる可能性の高い場所に、あらかじめ照準を合わせておく技術
です。
重要なのは、敵を見つけてから素早く照準を合わせることだけではありません。
敵を見る前に、どこまで準備できるか。
これによって、撃ち合いの難易度を下げることができます。
最初は私自身が感じたように、
「どこにプリエイムすればいいか分からない」
となるかもしれません。
そんなときは、マップ全部を覚えようとせず、
「敵がよくいる場所を1つずつ覚える」
ところから始めてみてください。
そして、
- カスタムでマップを歩く
- 敵がいる場所を想像する
- プリエイム縛りでデスマッチをする
- 実戦で1つずつ試す
という流れを繰り返す。
限られた時間でも、一つの技術に絞れば練習できます。
私自身もプリエイムはまだ課題の一つです。
だからこそ、実際に練習しながら、
「社会人でも短時間でどこまで改善できるのか」
をこれからも試していきたいと思います。


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